9月2日 国会にて学習会!

9月2日は、午前から国会の衆議院会館にて、早稲田ゆき衆議院議員のコーディネートで、種子法と種苗法に関するレクチャーを、農水省の担当職員の方から伺いました。

先日伺った長野県の県独自の種子条例制定の必要性についてを考えるための調査。そもそも、なぜ種子法を廃止しなければならなかったのかの説明は、今ひとつピンとこない。

コンビニやファミレス用の中食産業用に安価な米を生産する農家を増やすためだとのことだが、それよりも、各都道府県が取り組んでいるブランド米の価値を維持し、美味しい国産のコメを大事にする、消費量をあげる、適正な値段で取引し、農家に安定して種子を供給する、知的財産として守る、という方が、日本の農業全般を考えた上でも有効なのではないか、と思いました。

その後は、神奈川県議会の女性議員による女性活躍推進議連の勉強会。
自民党の野田聖子大臣や、公明党の佐々木さやか参議院議員もご挨拶にいらしてくださいました。我が党からは、早稲田ゆき衆議院議員がご挨拶。

テーマは、女性活躍推進法、DV防止法、幼保無償化、売春防止法について。

約2時間で、女性の権利に関わる大きな課題のある4つのテーマについて学びました。
特に、売春防止法は、売春をする女性は未熟だから保護して更生するのだ、という、この元の法律が持つメンタリティに気持ちがざわつき、いやそもそも、女性の性を商売にする人や買う側をなんとかしてくれ、という気持ちになりました。
ここは、これまで神奈川県議会の女性議員の皆さんのご努力で、対象を「困難を抱える女性」へと広げ、DV被害や性被害に遭う女性たちへの支援へと拡大してきたとの説明もあり、そのご努力に頭が下がります。
しかし、法整備は出来ても、DV被害者のための一時シェルターや、その先の自立支援など、まだまだ不十分な部分もたくさんあり、困難を抱える女性へもっとしっかりと国としての支援を行わなければならない。そして、性暴力の被害者へのセカンドレイプに対しても、政治として仕組みとしてできることはないのだろうか、と、様々に思いが巡る、大変有意義な勉強会でした。

小川会長はじめ、役員の皆様方、良い機会をありがとうございます。

神奈川県議会は、4月の選挙で女性議員比率が全国で3位です。女性議員が連携をし(男性議員の皆様のサポートもいただきつつ)、誰もが人として大事にされる社会のために頑張ります。