今こそ命を守る政策を

 新しい年が明けました。
 年末からの新型コロナウィルスの感染再拡大を受け、医療現場が逼迫し県は「ステージ3警戒宣言」を発しました。県内の重症者用確保病床は200床、利用率は25.5%(12月19日現在)。しかし、直ちに利用できる「即応病床」は60%前後になることが判明。病床確保は通常医療を制限しなければならず、すぐに対応するのは大変厳しい状況です。また、12月中旬に軽症者・無症状者の宿泊施設で入所者の死亡が確認され、軽症者であってもしっかり医療につなぐ必要性も見えてきました。こうした混乱の大きな要因は医療スタッフ不足です。最前線にいる医療スタッフの充実を図ると共に、十分な危険手当を行うべきです。

 介護や障害者福祉、保育の現場も大変厳しい状況が続いています。元々処遇改善が求められていた現場は、緊急時に問題が顕在化しています。長年後回しにされてきたエッセンシャルワークの現場への手厚い保障を引き続き県へ求めます。

 また、この分野には女性がとても多く従事しています。雇い止めが増加している非正規雇用者にも女性が多く、急増する女性の自殺との因果関係を指摘する声もあります。ひとり親や女性の働き方を改善し、自立を支援するための政策が急務です。

 県では医療崩壊の危機を防ぐために、横浜市と川崎市で、酒類を提供する飲食店に営業時間の短縮を要請し、協力金を支給しています。しかし、対象でない地域においても、営業に影響が出始めており、あらゆる業態への影響は避けられません。特定の事業者ではなく、すべての事業者に対する実態に即した支援策を構築すべきです。

 先行きが不安定な年明けとなりましたが、一刻も早いコロナ感染の収束と、安心した日常が戻ること、特に子どもたちが子どもらしい暮らしを1日も早く取り戻せることを願い、今年も皆様と共に全力で課題解決に向けて頑張ってまいります。

2021年 初春    

 


 

佐々木ナオミからのお願い
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