調査活動の日々です!

定例会も終わり、参議院選挙も終わり、
来年度予算に向けての作業や、第三回定例会に向けた準備が続いてます。

7月26.29日の両日は、各団体や自治体の来年だよさんに向けた要望に関する意見交換会を行いました。

それぞれの活動団体の皆様からは、当事者や現場からの生の声をお聞きし、また、自治体からは首長の皆様にもご参加いただき、地域課題をお聞きしてきました。
とくに、29日の小田原県政総合センターでの会では、県西地域の各自体からの要望やご意見をお聞きしましたが、県西ならではの課題に、会派の皆さんも、驚いておりました。「ヤマビルってなんですか?」とか「ニホンザルのS群は、ファミリーなんですか?」とか。鳥獣害に関する課題も、県西らしいのですが、医療、福祉、学校教育に関わる要望も多くありました。

人口減と財政難。暮らしのインフラであるこれらの分野では県西は、他の地域より大きく遅れをとっています。
圧倒的な人材不足の中で、医師不足、保育士不足、介護福祉職不足は住民の命にも関わる問題です。でも、確保策のために独自の取り組みができる財政状況ではない中では、横浜川崎や首都圏に必要な人材は流出してしまいます。これでは、人口が増えるわけはありません。神奈川県内で県西と三浦地域が人口が減っているという中で、こうした県民の命に関わる分野での県域内の格差を解消するために、もっと神奈川県が力を尽くしてほしい、との思いは共通です。

県政というと、とかく、道路や都市計画、という話で、企業誘致による人口増!という流れがありますが、企業誘致をしても、働いている人たちが暮らしたいと思える町にならなければ、せっかくの企業誘致や都市計画は活きてきません。いただいた課題をしっかり精査し、県政へとつなげていきます。