片浦地域ではじまる外出支援モデル事業!厚生委員会で質問しました!

10月2日は、厚生常任委員会でした。
わたしが取り上げた質問は4つ

一つは、片浦地域で始まる、外出支援モデル事業について。

県内5市、10地区で始まるこのモデル事業は、交通不便地域において移動手段委困っている人々を地域住民、市NPOが互いに協力して支える外出支援モデル事業を、県がそのスタートアップを支援するとこのことで、今年は約80万円を3年間補助金で後押しするとのこと。

地域内の福祉施設の車両を、使っていない時間にお借りして、地域の方がドライバーをして、地域内や市内の公共施設や医療施設への送迎を行います。県では、地域住民向けやドライバー向けの謝礼、NPOにコーディネータ経費、またボランティアの謝礼やガソリン代、昇降所の設置代金、さらに、アンケート調査なども支援をするとのこと。

ただ心配なのは、県の補助が終わった3年後に、この事業を継続できるのか、ということです。
地域コミュニティーでの人材不足が課題となるなか、ドライバーを行うボランティアさんが見つかるのか、重要な役割を担うコーディネーターさんは、どのくらいの報酬で続けていかれるのか、そのほかのガソリン代や事務所費などの経常経費をどこからどう捻出していくのか。
この3年間で県が地域の皆さんと一緒に向き合わなければならない課題は山積しています。

ぜひ、地元の皆さんに寄り添う形で、この事業を進め、持続可能な仕組み構築に取り組んでほしいこと、また、同じ課題を抱える小田原市内の多くの地域に生かるようなモデルとして構築してほしい、と要望しました。

地域の皆さん、お話を聞かせていただき、ありがとうございました!

ご心配の「真鶴や湯河原など、他の自治体への商業施設に買い物に行きたい」という要望にも、「柔軟に対応します」との答弁をもらいましたよ!

 

神奈川県議会インターネット議会中継―録画映像  
(佐々木の質問は、00:52:43あたりから見られます)
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1586