国府津穴部線及び城山多古線について 一般質問①

9月24日の一般質問から。

今回の質問では、国府津穴部線及び、城山多古線について、質問しました。

それぞれ昭和の時代から長きにわたって整備されている道路ですが、城山多古線はトンネル工事に向けての工事を進めており、また国府津穴部線に関しては、飯田岡から先が止まったままになっています。
 
この2つの路線が完成してつながるれば、小田原の酒匂川を挟んでの東西の通行を阻む渋滞の緩和が期待できます。
特に、いま新しい市立病院の建て替えが進んでいる中で、市立病院までの道路の渋滞の解消により、利便性が高まることを考えると、なんとしても、新市立病院が完成する令和7年までには開通させてほしいところです。


しかし、国府津穴部線では、現在の工事区域での土地の取得がなんと約2割。5年前には「5年で取得、5年で整備、10年後には完成です」と県が住民説明会で語ったとのことで、5年前の方針よりも、だいぶ遅れている状況だということが明らかになりました。

県では様々な道路の整備を行っているなかで、県は県なりの優先順位があることは理解できますが、かといって、長らく市民が待ち望んでいる道路整備が後回しにされていいわけではなりません。

 
神奈川県内で県西地域と三浦地域だけが人口が減っているといわれていますが、暮らしの地盤整備が人口減の食い止めにも効果があることを考えると、知事には是非とも、その点を共有していただいて、遅れている用地取得策の強化を訴えました。
さらに、今遅れていることに関しての住民説明会などの丁寧な説明も併せて要望しました。