幼児教育無償化は、問題山積のまま10月から実施!国会へヒヤリングしてきました!
5月23日は、朝から国会へ伺いました。
神奈川県議会の女性議員有志で、今まさに国会審議中の「児童虐待防止法の改正について」と、「幼児教育無償化」について、立憲民主党の早稲田ゆき衆議院議員と各省庁担当者のお話を聞いてきました。
どちらも、これから県や各市町村に降りてくる、大事な案件。
児童虐待防止法の方は、立憲民主党からさまざまな対話を行い、さらに有効な法律として整備。幼児教育無償化は、具体も決まらないままにこの10月から導入されますが、現場の混乱や、そもそも、本当に子育て世代のためになる制度なのか?など多くの課題を担当の方と話しました。
今回の無償化で、待機児童はさらに増えることが予想され、その影響で保育園に落ちた方や、そもそも子どもを預けていない方には、なんのメリットもない制度。さらに、今は、保育料は所得によって決まっているので、低所得の方にはあまりメリットはない。
さらに言えば、そもそも、国がやることなので、県や市町村は関係ないかと思いきや、開けてみれ1/4の負担をしなければならず、財政厳しい市町村によっては、他の子育て施策の削減につながりかねません。
それでも、幼児がいる家庭への支援をしたいのなら、単純に一律にお金をあげた方がシンプルかつ、保育園や自治体の負担もありません。
と考えれば、なーんだ、自民党が批判してた民主党時代の子ども手当の方が良かったんじゃないか!
批判しておいて、それとは違うと言いたいがために、さらにややこし制度を作り、現場や保護者の混乱を招いているのは、全くの本末転倒。
いや、無償化しない方がいいわけではく、子育て世帯への経済的支援はもちろん必要です。が、問題がさらに深刻化しそうで、ほんとに悩ましいです。
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