お堀端祭り

お堀端幼稚園のお堀端祭りに行きました。
ここは、上の娘が通っていた幼稚園です。
ちょっと変り者の娘がのびのびとすごせるようにと思って、一駅はなれた幼稚園にわざわざ通っていたのです。
少人数で、素朴なあったかさがあるところ。それからなにより、先生方の人柄に惹かれました。早生まれの娘は3歳でまだオムツが取れていませんでした。私がそのことを告げると園長先生は、「そんなこと!気にしないでいいのよ!着替えもあるし、暖かいシャワーもあるから、大丈夫よ!」と笑っておっしゃってくださいました。すでに、トイレトレーニングで惨敗し、「一生オムツの子はいないし」とこの件については「あきらめ」という選択をしていた私たち夫婦にとって、この言葉はとてもありがたく、この園に通おうと決めました。
この幼稚園で、ほんとうに、素敵なお母さんたちにたくさん出会いました。なんと子どもが3人、4人の人がたくさんいました。また、ここで、たくさんの同じ志を持つ仲間にも出会えました。通園の間に下の子どもを妊娠出産して、そのときにも、ほんとに皆さんに助けてもらいました。娘を降園後預かってくれた方、出産後すぐに、お弁当を代わりに作ってくれた方。娘にとってはもちろんのこと、私にとっても、心のふるさとのような幼稚園です。
園に着くと、懐かしい顔がいっぱいでした。娘も先生たちになでなでされて、うれしくて恥ずかしくて無表情になってしまっていたけれど、幸せな空気に包まれていてました。
下の息子は残念ながらこの園に通っていませんが、生まれてすぐからここに通い、たくさんのお母さんたちにかわいがられて育ったからか、「地元」のような顔をして、すぐに遊び始めていました。この子も通わせてあげたほうが良かったかな、とちょっと後悔する働く母なのでした。

お堀端祭り”へ2件のコメント

  1. 笹鶏 より:

    お堀端幼稚園
    石井さんが、関わっているので、話は聞いていました



    これからの幼稚園は子供が減って、大変なんでしょうね。

    いい幼稚園は、いつまでもにぎやかであってほしい。

  2. 佐々木ナオミ より:

    Unknown
    子どもの居場所は本来はどこでもいいのだと思います。ただ、最近の幼稚園も保育園もいろいろとやりすぎると思っています。英語とか、体操とか、お勉強とか。

    この幼稚園は、子どもが子どもでいる時間をとても大切にしてくれるところがすばらしいと思います。

    今下の子どもが通っている豊川保育園は公立の保育園ですが、雰囲気がお堀端に似ていて気に入っています。園長先生も先生方も素敵な人です。ただ、公立保育園は、園長先生が結構変わってしまうと聞いています。いろいろと代わるメリットもあると思うのですが。

    お堀端幼稚園のような子どもの居場所が、たくさん増えるといいなと思います。

この投稿はコメントできません。

子ども・福祉

次の記事

2学期制