放射能のこと、みんなで話しました!!

26日にわたしが代表を務める市民政治グループ「@あしがら」で、
「放射能について、みんなで話そう!」の会を行いました。

7月22日にマロニエで行った放射能勉強会を受け、
とにかく、放射能汚染を不安に思う人たちで集まってみよう!ということになりました。

参加者はわたしを含め14人。

まずは自己紹介をしながら、気になっていることなどをそれぞれ発表しました。

参加者はやはり、小さなお子さんをお持ちの方が多く、(妊婦さんも1名)
食べ物の情報が少なく、何をあげていいのかわからない。
食べ物のことに気を使いすぎて、不安で困っている。
身近に放射能を気にしている人がいないので、不安を話せる人がいない。
市や国になにか要望をしたいが、どうしたらいいのかわからない。

などなど、皆で不安な思いを共有しました。

食べ物について、実際にどうしていますか?と問いかけましたら、

HPで各県の線量を確認して、大丈夫そうな県のものを購入している。

西日本のものしか食べていないので、食べられるものが限られて困っている。

とにかく、製造会社や生産者、販売店に電話をして、直接問い合わせる。

牛乳が不安なので、学校給食で牛乳を飲ませたくないが、他の子が飲んでいるのに
自分だけ飲まないということが出来なくて困っている。

食肉については、えさも問い合わせている。

某生協では、今回国の暫定基準値を目安にしているため、やめた人が結構いる。

某生協ではえさについて、遺伝子組み換えを使わないようにしていたが、
放射能対策を採るとえさが足りないので、遺伝子組み換えや外国産のえさを与えている。

遺伝子組み換えやポストハーベストとのリスクをどう考えたらいいのか悩む。

ネットなどで、放射能対策をしている生協があるので、そちらを利用している。

海外に移住を考えているので、海外から、食品を送る活動をしたい。

赤ちゃんに離乳食をあげるのが心配、食べさせたいものがあげらない。

などのお答えが返ってきました。
食べ物にいて、それぞれが独自にいろいろ工夫をしていたようで、
有意義な情報交換もできました。

そのほか、さまざまな不安が話されました。

福島の瓦礫を小田原市も受け入れるとの情報があるが、本当か?
(これは本日わたしが問い合わせましたら、震災直後の情報らしく、それが今になってAERA誌上で
報道されたようで、市では放射能の課題があるため、現在は受け入れは検討していないとのことでした)

京都で受け入れ拒否された被災松を、箱根町の大文字焼きで、事前に報告なしに燃やしてしまったとの報道http://sankei.jp.msn.com/life/news/110818/trd11081814360015-n1.htm
(これはひどい!!)

給食室の基本的な設備として食品の放射線量を測る機械を設置してほしい

給食については、子どもが食べるもの・子どもは選ぶことができないものなので、
市や県は食品をしっかり調べ安全なものを使ってほしい、そもそも国の基準が高過ぎる!
水筒・弁当持参の選択肢もほしい。

小田原市が空間線量を63箇所も測っているのを知らなかった

小田原市に要望して自宅や公共の場などの線量を測ってもらった。

テレビの報道は信用ならない。

神奈川県は一番食品の放射線の測定品目が少ない

意識のある人だけじゃなく、放射能のことをあまり気にしていないまわりの人たちも巻き込んで、
つながっていくにはどうしたらいいのか?

などの意見が出ました。

とにかく、みなさんいろいろはなしたいことがたくさんあるようで、解散後もあちらこちらで残って
情報交換をしていました。
とても有意義な会になったと思います。

市民の小さな思いを形に。

今後具体のアクションをしていきたいと思います。

放射能のこと、みんなで話しました!!”へ1件のコメント

  1. kakeroma より:

    以下の様な記事がありました。

    『今日近所何か所かの線量測定してみました』 http://amba.to/p1SEbf

    アメリカ産ブロッコリーから5cmほどの空間で測ったときのほうが
    茨城産しじみからやはり5cmほどの空間で測ったときより0.03μSv/h
    高いのですね。
     
     それで友人たちと話したことには、「アメリカ」産ブロッコリーってあまりに
    アバウトな表示だと。
     ハンフォード核施設近くの畑で作ったものかもしれない。とすると
    福島どころの汚染ではないかもしれないわけですよね。

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