9月議会は盛りだくさんです!

 9月1日から9月議会が始まっています。

 今回の議会は、重要な案件やこれまでなかったようなものがたくさん提案され、大変な状況になっています。

・ヒルトン小田原の4.5.6月の3ヶ月の賃借料1億2千万円を小田原市が放棄する条例の提案。
「ヒルトンだけずるい!震災で経営が大変なのはどこも一緒だ!」という市民からの声が聞こえています。

・地下街再生の実施計画の予算
 地下街を小田原市が全面的に事業主体となって運営することを決めたのが昨年2月。
 協議していたJR東日本は採算がとれないと踏んだのか、「アドバイザー」という名で
 コンサル料だけはしっかりと取るという形に。
 実施計画の委託料が、採算性や具体の内容も示されていないうちに予算として提案されています。
 小田原市に、そんな経営能力があるのか?
 24年度末の再開に向けて急ぎたいのはわかるけど、もし失敗したらその負担は
 またまた市民の税金にのしかかってきます。
 私はいっそ公共施設として活用したほうがいいのではないかと思っています。

 そうしたなか、9月1日、市立病院の盗難事件による逮捕者が出ました。

 昨年は、循環器科の医師に対する時間外勤務の過払いの問題が取りざたされ、
市立病院の事務手続きのずさんな状況が明らかになり、
議会では病院会計決算の不認定という結果になりました。

また、盗難が発覚した後の8月30日には議会への説明会が開かれ、この過払い分1,500万円を
当時の経営管理部幹部と現在の循環器科とで折半し、2年間かけて補填するという報告がありました。
医師の中には過払いを受けていない方も含まれています。
(が一方で、医師に対して新たな手当てが作られました)

 そして今度は盗難事件と逮捕!
新聞報道によると、金庫の鍵は許可なく持ち出すことが可能であったとのこと。
盗る方が悪いが、盗られるほうにも大いに問題がありそうです。
 ところが、8月30日の説明会ではその件には一切触れず、
その後、職員逮捕(盗難金額は6万円)となったため、急遽9月5日に、議会が全員協議会が開き、
事件の説明を市側に求め、不祥事に対する決議を出すことになりました。

全員協議会は久しぶりの開催らしく、約13年ぶり!
とにかく、私が議員になってからは初めてのことです。

6日は議案関連質問に、なんと10人もの議員が質問に立ちます。
(普段は多くても5,6人)
 私も、ヒルトン、地下街、再生可能エネルギー事業について質問をします。

委員会は7日は建設経済で地下街や駅前再開発についてなど、
8日は私が副委員長を務める厚生文教でおおとり保育園についてなど、
9日は総務でヒルトンについてなどがそれぞれ審議されます。

 とにかく、初めてのことが目白押しの9月議会は見逃せません。
 お時間のある方、是非傍聴にいらしてください。

9月議会は盛りだくさんです!”へ1件のコメント

  1. 岩見正樹 より:

    まったくおっしゃる通りです。
    今回の状況から感じるのは、市長は、市政を職員任せにしているんだろうか?
    職員と癒着されては、市民の声が届かなくなってしまいます。怖いことです。

    おだ地下は、市民力を活かした小田原の魅力発信拠点にして、
    出来るだけお金を賭けない方向でしっかり協議してほしいです。

    よろしくお願いいたします。

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