豚段創始者、小田原に来てくださいました。

先日、とあるお誘いを受けて、噂の「豚段」の制作者、
有限会社「アキ工作社」の代表取締役である、松岡勇樹さんにお会いできました。

豚段、知ってますか?
ナニ!知らない?
知らない方はこちらのHPをご覧ください。http://www.wtv.co.jp/

ブログではアキ工作社設立までの経緯なども書いてあります。
我が家も小さな学習塾を個人経営しています。
それもかなり行き当たりばったり的な感じで始めてしまったので、
そのあたりも、とても共感して、思わず笑ってしまう場面も!

当日は、足柄地域で精力的に活躍する、ちょっと個性的な面々が
(といっても、私の大切な友人たちです。類は友を呼ぶ?)集いました。

松岡さんはニットデザイナーである奥さまの展示会のためのマネキンを
「お金はないけど時間だけはある」ということで、安い段ボールで作ることを
思いついた。それが最初のきっかけだそうです。

段ボールと言えば、私的には「段ボールコンポスト」ですが、
ほんと、段ボールって、安くて、通気性があって、丈夫で、
イイトコばかりなのですが、
まさか、こんなに美しい作品になるとは!
面白いですね。

会食の席で、松岡さんから、「怒り」という言葉が出ました。
コンビニで、だれも「ありがとう」って言わない。
それって、おかしいでしょ。だから、ぼくは「ありがとう」と言います。

「ありがとう」って、すごく大事ですよ。

いまある社会に感じる「おかしさ」を変えていきたい。

と話してくださいました。

そうですね。
私も「怒り」がありますね。

このままでは、なんかおかしい。
なにか生き辛さを感じる。
それがなんなのか、そして、それを変えるにはどうしたらいいのか。

「怒り」という感情はあまり良い意味でつかわれないけれども、
その「怒り」を、明日を少しでもよい方向へと作っていくための
前向きな取り組みへの原動力に、確実になっている気がします。
怒って悪いってこと、ないよね、と背中を押していただいたような気がしました。

何かを始めるときは、きっと一人ではできない。
けれども、始めてみれば、多くの人と出会うことができる。
松岡さんは、その人とのつながりの中で作りあがってくる「コト」を
建築と捉えているようです。

私も右も左もわからずに立候補しようと決意した4年前を思い起こし、
政治に関わろうと決意をし、その決意が多くの人とのつながりを作り、
そのつながりの過程の中で、私という政治家がやっとこさ、作られてきたんだなあ、と思っています。
私という政治家なのではなく、そこで関わってきた人たちの集合体としての政治家。

今年で市議になって4年目。
いまいち市議になり切れず、「これでいいのか?」と自問する日もありますが、
「政治屋」になってはいけないなと、改めて初心に帰った思いがしました。

食事もおいしかった!久しぶりにおいしい中華を食べ、家族にお土産まで買ってしまいました。

それにしても、松岡さんは、とっても素敵な方でしたね。
またぜひ、お会いできたらいいなあ~!