有機農業シンポジュームを開催しました!
昨年12月に出来た「有機農業推進法」。この法律を利用しない手はない!と、有機農業研究会の理事である久保田裕子先生をアドヴァイザーに私が編集委員を務めるフリーペーパー「PeaceCafeあしがら」と、地産地消を進めるために地域で農業に取り組む市民団体「あしがら農の会」との共催で、今回のシンポジュームを開きました。
基調講演はは農業推進議員連盟の事務局長である参議院議員ツルネン・マルテイ氏。また、地域での実践としてジョイ・ファームの長谷川さん、報徳農場の田嶋さん、MOA農場の石渡さん、そしてあしがら農の会から相原海さんが発表をしました。同じ「有機農業」と言っても、それぞれの団体によって、取り組み方も、スタンスも、思いも様々。それを横に並べて見られる機会はそうはない。そういった意味で、面白いシンポジュ-ムだったと思います。
有機農業は全農産物の約1%。超マイノリティだけれど、環境や自給率の問題、地域コミュニティーの破壊が進む現代社会が生き残るための唯一の希望と思えるのは私だけではないはず。少なくとも、そうした思いを共有できる人たちが100人近く集まった意味はとても大きいと思います。
今回のシンポジュームをきっかけに団体同士連携を取り、行政や議会と(市・県職員や市会議員の諸兄も参加してました!)意見交換がなされ、有機農業推進法を地域で活用できる方向へとぜひ進んでほしい!と思います。