加藤市長VS山本理顕氏 見てきましたが…。
加藤市長と山本理顕氏の対話の会を見に行きました。
山本理顕氏は、前小沢市長の時に大問題となった「仮称城下町ホール」の、あの不思議な形のホールを設計した建築家です。
対談の会は、はっきり言っていまさら何の意味あったのかわかりません。
市長も市長なりのまっとうな意見を述べていたし、山本氏は自分がどれだけ小田原を思って設計したかを分かってほしいということだと思いますし、どこまで行っても平行線。
そんなことは、やる前から分かっていたことだと思うのです。
大人のケンカを眺めているのがあまりにもばかばかしく、途中で退席しました。
以前の城下町ホールに関しては、市民が参加した基本構想と、その後設計者選定のエスキースコンペがぷっつりと切り離されてしまったことが、市民の要望とはかけ離れた山本氏の設計が選ばれてしまった原因だと思っています。
それを市長選挙で、市民が白紙に戻したのです。
もし今回のようなことをやるのであれば、当選直後に、これまでの城下町ホールの総括の一環としてやればよかったのではないか。
しかし加藤市長は、あえて総括をしなかったのだから、その初心を貫けばよかったのではないかと思うのです。
議会の中ではまだ「城下町ホール」にこだわっている議員もいます。
ただ、私としては、新しいホールをどうするのかに力を注ぎたいと思っています。
私個人は、この財政難で、新しいホールとか土地を拡張するとか、悠長なこと言ってる場合ではないのではと思っています。今の古い市民会館もこれから耐震工事をするし、コンクリート強度などもそれほど悪くなかっただから、いっそのこと、今の市民会館をリニューアルしたらどうなのか、と思っています。
これから予定地の南側の土地を拡張するために9億かかると市は試算していますが、もっとかかるのではないかとも言われたりしています。現在、拡張用地の地権者15件のうち実際に購入できているのが2件。残りは今年度中と言ってますが、本当にそんなに素早くできるのか?この財政難で、どこまで実現可能なのか?
皆さんは、どう思いますか?
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Unknown
たとえばレンタルなんてできないものでしょうか?隣接市のホールは経済的な問題で使えなくと聞いておりますが、じゃあ取り壊すのか?といえばそうではないのでしょ?(どうするか知らないでしゃべってごめんなさい)
それなら、あの施設を共同で使う。もちろん、グランドや体育館、温水プールもありますから、それを共同管理という形で使うのはできないものなのでしょうか?
そんな対談があったこともはじめて知りましたが、そうした情報(内容)を聞けたこともありがたいですね。レポありがとうございました
お疲れさまでした
意味のない対話、相手側の手のうちにはまる愚行です。私はとても正視できませんので、出かけませんでした。建築家の傲慢な思想が、彼の言う「設計思想」です。全否定すべきものを、否定しないなどと、曖昧なことを言うなど愚かなことです。小田原市の「建築思想」がないからでしょうね。
音声記録を、ロマンスカーの中で聞きました。建築家の幼児性に一日不愉快な思いをしました。
Unknown
Takeさま
わたしもそう思います。合併には賛成ではありませんが、公共施設の共有など緩やかな連携は必要だと思います。まずは財政難で、小田原よりもっと大変な状況の南足柄市の行方を見守るしかありませんが。南足柄市の文化会館は小田原市民も結構利用していますよね。うちもプールはもっぱら金太郎プールです。
samtさま
私も、行こうかどうしようか迷いながらの参加でした。
山本氏からの要請で、こう言う形になったと思いますが、山本氏は本当にこれで気がすんだのか、何か得るものがあったのか、よくわかりません。
市民にとっては、何か得るものがあったのでしょうか?
Unknown
国境なき医師団のCM『国の境目が生死の境目であってはならない。』は事の大小は別として、隣接市の困窮を見逃してはならない、ことでもあり、最近2市8町の合併の話は、そうしたことや、それぞれの持っている文化資材、山北や箱根の豊かな自然、などから統一テーマを持って中長期計画を考えるのなら、合併もありかな?と思い始めています。
またこの話は佐々木さんのお時間のあるときにでもゆっくり話したいです
Unknown
takeさま
私も、おっしゃるような連携の必要性は感じていますが、それが今言われているところのいわゆる「合併」でなければできないのか?というところが疑問なのです。
ぜひ、そういうテーマで、改めて合併について話ができるとおもしろいですね。