図書館大好きの会
今日は南足柄市の「図書館大好きの会」の集まりに参加してきました。友人がこの会に参加しています。南足柄市では図書館の指定管理者制度を検討しているとのことで、そのことを知った読み聞かせの活動をしているお母さんたちを中心に、指定管理者になることでの不安や疑問、さらに市民にとっての図書館とは何かを改めて考えるためにできた会のようでした。30名近くの図書館大好きな南足柄市民の方が集まっていました。
今日は参加者の皆で「私が望む図書館」をグループごとにだして発表をしました。「家から近い」「学校の授業で使える」「専門書が多い」「緑に囲まれた図書館」などなどたくさんの意見が出ました。私は「子ども連れで行っても大人が楽しめる図書館」と書きました。図書館に子どもと行っても、自分はゆっくり読んだり選んだりできない。子どもを遊ばせに行くのはいいけれどたまには自分も楽しみたいなーという、またまた勝手な望みを披露してしまいました。
そのなかで、移動図書館の話が出ました。南足柄市では以前「金太郎号」という移動図書館があったそうです。お年寄りや子どもたちに人気でしたが廃止になってしまったとのことで、その復活を望む声がたくさん上がりました。
小田原市でも子どもたちの居場所はとても大きな問題だと私は思います。テレビゲームで遊ぶよりも、子どもたちが本と戯れる「居場所」が必要です。そうした居場所作りにたとえば移動図書館は役立つのではないかなと思います。
指定管理者制度への反対運動と思われている方もいたようですが、ただ反対するのではなく、市民にとっての図書館をみんなで学びつつ一緒に考えていこうという思いが伝わる、とてもよい会でした。
これを機会に自分の市での図書館のあり方を学ばせていただきたいと思っています。写真はたくさん並んだ「私が望む図書館」。たくさんの思いが詰まってます。