国民保護法を知っていますか?
私が最近不安に思っていることは、教育基本法の改正と国民保護法のことです。
いろいろなお母さんに会うたびに、このことを聞いていますが、みなさん口をそろえて「知らない」と言います。
国民保護法とは、簡単に言うと、地震の際の避難訓練のように、テロなどの有事の際を想定した避難訓練を行うと言うことらしいです。そしてそれには、自衛隊が加わってやるんだそうです。
こういう話をすると、ほとんどのお母さんは「子どもには見せたくないね!」とか、「テレビゲームよりリアルで恐いよね」と言います。
おととい友人が小田原駅で偶然テロ対策の訓練に出くわしてしまったそうです。
まだ保護計画は決定されていないし、もし実施されたら、絶対に参加しない。いや、まだこれを決定しないように働きかけているし、と思っていました。しかし、何の前触れもなく、いきなり出くわしてしまうというのは、あまりにもひどい。子どもも、どんなにか恐かったことでしょう。
不安は、人を正常に判断できなくさせる。ちょっとした物音にさえ、過剰に反応してしまう。
訓練をしていた人たちは、何を考えていたのかしらと、ふと思います。
暖かな日差しの、のんびりとした日に、防護服を着る。
いったいなにに、そんなにおびえているの?
だって今日は、こんないい天気なのに。
どうか不安をあおらないで。子どもを不安にさせないで。
お互いがお互いを恐怖に思い始めたらきっと良くない結果を招きます。
お隣の国の人たちだって、みんな親であり、子どもであり、兄弟であり、恋人であり、友人であるのだから。
人の命を守るのは、決して武器ではない。それは人との心のつながり、温かい手、心を癒す歌、「大好き」という言葉だと、私は信じています。
“国民保護法を知っていますか?”へ7件のコメント
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同感です
保護とか防止とか、支援と名の付く法律は ロクでもないものが 殆どですよね。
人を守るものは 愛… 全くその通りだと思います(^-^)
人を人と思わない人達が、愛の無い生き方をして愛の無い法律を作ろうとするのは、人を愛せない彼らを国会に送り出す愛の無い人が居るからですね。
思わぬところで
厭ですねぇー。
見たくないです。
迷彩服来た人なんか、目にしたくないでよ。
テロ対策だとか言いながら、
住民対策なんだよなぁー。
政府のやることは姑息だけど。
権力を持っているから、
怖いですよ。
国民を保護?
とても不可解で、無法な法律です。「強制疎開」ご存知ですか。ある日突然我が家が引き倒されてしまうのです。立ち退き猶予は48時間です。被災予防のためです。ついこの間、この国で平然と行われていたのです。国家が保護するのは国家「国体」です。国民、「人々」ではありません。今日の総務民生委員会の陳情審査での市議諸兄の理解度の貧困さには涙が出ました。こんな市議は、止めさせましょう。
国立市の対応をぜひ皆さん見て下さい。日本にもまともな勇気ある市町村はあるのです。
Unknown
陳情審査では、
「自衛隊は大震災のときにあんなに働いてくれた」
「戦争の準備だと一方的に決めつけてる」
こんな発言がぽんぽん飛び出し、
「ウソでしょう」とがく然としました。
議員の意識の低さを、まざまざと思い知らされた感です。
ほんと、どーする?
Unknown
この日は体調を崩して傍聴できませんでした。
これまでの小田原市議会を選んだのは紛れもなく私たち市民です。そして、これからも、「選ぶ」という行為に、市民の一人ひとりが責任を持たない限り、たとえ誰が代表者になってもきっと変わらないのではと思います。
選ぶということに責任を持つとはどういうことでしょうか。少なくとも、それぞれの候補者を、自分の耳目で確認する。投票をする。そして、そのあと、自分が選んだ人が、選ばれた後でなにを語りどう行動するのかを「自分で」チェックする。
誰かのうわさや風評に踊らされることなく。
人の命を、こころと身体を大切にする人が市議会で多数になれば、きっと変わります。
Unknown
smatさま
Unknown
samtさま
このとき何かを書こうとして、失敗して眠くなりすぎて寝てしまったのです。
すみません。
「国民」とは誰かということ、国民と「えらいさん」の間に大きな違いがあるのですねえ。彼らにはわたし達は十把一絡げくらいにしか見えないのでしょうか。