9月議会 議案関連質問行いました。

昨日は、9月議会2日目、議案関連質問でした。
わたしも質問に立ちました。

1つ目は、下水道区域外の世帯で、単独浄化槽から合併処理浄化槽(生活排水まで処理してくれるのです)への切り替えの補助金の件数が増えたことについて。
市の補助金ではなかなか増えなかった切り替えですが、昨年度から県の補助金を活用し、設置する方の負担額が大きく減ったことで、切り替える方が増えたとのこと。対象の方に直接お知らせを送ったことも功を奏したようですが、では、補助金なくなったらどうするのか?と質問。
生活排水をきれいな形に処理して、河川、それにつながる海水の環境保全は一刻も早く取り組んでほしいところです。

2つ目は、今議会の大きなテーマである水道料金の22年ぶりの改定。今回議決されれば平均2割も値上げすることになります。
水道事業自体は、これまで経費や人件費の削減を相当努力していますが、水道管の老朽化、耐震化対策もさることながら、市民の節水対策も影響して、使用料収入が減っています。給水単価が供給原価を上回る、いわゆる「売れば売るほど赤字になる」状態。料金の値上げは、一番効果的な水道事業の健全化対策であるし、この状況では致し方ないのもわかりますが、かといって市民の生活に直結することだけに、今後もさらに困ったらあげる、という対策で良いはずがありません。なにか抜本的な手立てはないものか。悩ましい案件です。