芸文センター、入札不調後の方向性、発表。
11月17日、新しい市民ホール(芸術文化創造センター)に関する議員説明会と、午後は厚生文教常任委員会が開かれました。
入札不調に伴い、市長から今後の方向性として4つの案、延期、設計見直し、分割、事業提案が示され、それについて、9月議会や9月に行われた市民との意見交換会、さらには、事業者に意見を伺うサウンディング市場調査(またこんな横文字ばっかりだ!)を経て、今日、市長の方向性が示されました。
結論としては、「実施設計にとらわれない自由な発想による事業展案を軸に、整備の可能性を探っていく」というもの。
相変わらず、何だかよくわかりませんが、具体的には、これまでの新居千秋氏の設計は白紙にして、業者選定まで戻る、基本的なコンセプト、機能や諸室などが示された基本計画をベースとした事業提案のための要求水準を作るけれど、場合によっては、柔軟に対応する。
なんだか、一からやり直しとどう違うんだろうか?これまでの設計費も、市民参加型で検討してきた時間も労力も、全てを無駄にすることだけは確かです。
こんなぐっちゃぐちゃな状態で、無理くり本当に進めるつもりなのか?わたしは大いに疑問です。
はっきり言えば、ちょっと落ち着け。
補助金が!とか市民会館の老朽化が!という急がねばならない問題はあるにしろ、ここで焦ったら「こんなはずじゃなかった!」と将来に禍根を残すことになりそうです。ここまでちゃぶ台を返すなら、市民の合意は丁寧に取らねばならないはずです。
そもそも、この計画が立ち上がった20年前は、たんなる市民会館の建替だったはず。どうせ立ち返るなら、そこまで立ち返ってもいいのじゃないか。なぜ、こんなことになったのかといえば、芸術文化の創造までレベルを上げたことに無理があったからではないかと思うのですが、その無理をそのままにして進めても、またしても困難が待ち受けている気がしてならないです。
議員説明会も委員会も、疑問、批判の嵐。そして、市民の反応はどうなのか。まだまだ混乱は続きそうです。
“芸文センター、入札不調後の方向性、発表。”へ3件のコメント
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佐々木さんのブログに寄せた過去の記述通りに推移した。正式に?住民監査請求も、棄却されたが残し、陳述も残した。それらを梃子に反省を促し、更なる暴挙?は止め、平行して市民が対案を編み出すしかない。
専門家からサウンドしたらしいが、サウンドオブサイレンスでも聞いたらいい。60年代に既に、そんなハコは要らないし、って彼は言ってる。ついでに、B面のミセスは卒業してる。そろそろ、卒業したら?らしい。
佐々木様
文芸センターの議員説明会のご報告を有難うございました。
スタートに戻って、単純な市民会館の建て替えをすると考えれば一番
スッキリします。
横文字を使って中身の分からないことをぐちゃぐちゃい述べるより、
内容は 1 なになに、2 なになに、3 なになにと具体的に市長としての
考えを提示し 予算とあわせて議会に諮ったらよいとおもいます。
加藤市長よ、ちゃぶ台返しはいい加減にしろ!
佐々木様の市長選出馬しかないな。