小林 節さん講演会、大盛況でした!
安保法制に対して、様々な形でアクションを起こさねば!ということで、8月26日は6月4日に衆議院の憲法審査会で、安保法制は憲法違反との判断を示した3名の憲法学者のお一人、今話題の小林節さんの講演会を開催しました。
今回の講演会のテーマは「あきらめない」
これは、7月に湯河原で小林先生が講演会を行った時におっしゃった言葉です。
6月議会では、私は5名の議員とともに、安保法制の撤回を求める意見書を提出しました。が、残念ながら、賛成少数で否決されました。しかし、このままあきらめているわけにはいきません。
今回は、意見書に賛成した8名の議員が連携をして企画、そして、政務活動費を出し合って開催しました。
小林先生からは、このように超党派で連携ができるのは素晴らしいとのお言葉をいただきました。そして、現在参議院で審議中の安保法制は通ってしまっても、来年の参議院選挙、また次の衆議院選挙で政権交代ができれば、廃案を提案できるし、2/3以上取れば、今回の自公を見習って、粛々と強行採決して廃案にすればいいんだから、とにかく今やることは、野党の連携、特に、民主と共産の連携がカギだ!とのお話でした。
今回の講演会は、まさにそれを先取りし、民主党も共産党も揃って主催できました。今回の安保法制は、憲法違反の法律を、11本も提案し、短い時間で数に力を言わせて押し通そうという、まさに立憲主義を根底から覆すやり方で進められています。市民に最も身近なところにいる私たち地方議員が、この事態に対して黙っているわけにはいきません。それは、立憲主義を拠り所として活動している私たち議員の存在そのものを否定する行為だからです。
8月入ってからの急な呼びかけにも関わらず、300名以上もの方が参加してくださいました。
小林先生はとにかく違憲裁判をやる、それは、次の選挙まで国民が今回の安倍政権の暴走を忘れないためにやるのだと言っていました。あきらめずに、粘り強く。わたしも、意見書の提案、小さな勉強会を各地で開いたり、8月9日のポケットパークでの集いの企画、そして今回の講演会と、できることはできる限りやってきているつもりですが、たとえ可決されても民主主義が機能していればいつでもひっくり返せる、あきらめずに、今後もまだまだ頑張ろうと改めて前向きな気持ちになりました。集まってくださった参加者の皆さんも、私と同じきもちを持っていただけたと思います。
ありがたいことに、安倍政権の暴走のおかげで、国民的議論が巻き上がっています。政治に無関心だと批判され続けた若者たちも、自らアクションを起こしています。ピンチこそチャンス。「米国によって与えられた民主主義」と揶揄する人もいますが、自ら手に入れた民主主義へと大きく変革する、まさに歴史の分岐点になっていくのではと期待をしています。
当日参加できなかった方へ、録画、ぜひご覧になってください。
小林節氏講演会 【本編】
小林節氏講演会 【質疑応答編】