神奈川県議会・予算委員会終了
今日で4日間続いた神奈川県議会、予算委員会が終わりました。
来年度の予算をさまざまな視点で議論をしてきました。私も予算委員の一人として参加しましたが、本会議での突然の体調不良などの諸事情があり、今回は質問はお休み。委員の皆さんのフォローをさせていただきました。
そのなかでも、一般質問で取り組みたかった、足柄上病院の産科廃止の問題。
同じ会派の石川県議に、県西地域活性化プロジェクトに絡めて、産科の存続を求める質問をしていただきました。
県西地域活性化プロジェクトでは、人口増を掲げており、それには若い世代の移住定住が大事だと言いながら、肝心の子育て世代に向けた取り組みが非常に弱い。そして、足柄上の産科の廃止は、このプロジェクトの目指す姿に逆行しています。県は本気で活性化する気があるのか?との疑問も。
また、足柄上病院を運営する県立病院機構は、コロナ対策などで今年度は純利益が約9億5千万円ほどあったとのこと。このお金を、産婦人科医の確保策に使えないのか?との指摘も。
県はやらないといっていますが、地域医療を守るために不採算になりがちな分野に取り組むことこそ公設病院のやるべきこと。足柄上地域の女性議員からも、存続の要望が出ています。女性の立場に立てば、そうした要望が出るのは当然のことです。県にはぜひ再考をお願いしたいところです。
写真は質問のあとに、石川議員と。数字を駆使した説得力のある質問。大変勉強になりました。