民主党、神山洋介さんと語る会
今日は私たち、神奈川ネットワーク運動おだわら市民会議主催で、「民主党神山洋介さんと語る会 政治契約締結式」を開きました。
今回の衆議院選挙では、私たち神奈川ネットワーク運動おだわら市民会議は、とにかく「政権交代」を目指して、神山さんを支持することに決めました。それに伴い、以下の2点を神山さんとの共通の解決すべき課題と確認し、政治契約を結びました。
①企業団体献金を廃止するよう政治資金規正法を改正する。そして、
政治への個人献金を広げるための税制優遇措置をすすめる。
今回の民主党のマニフェストで大きな目玉はこの点です。私たち神奈川ネットはこの問題に関してずっと活動をしてきました。企業団体献金を廃止することで、政治とお金の問題をクリアし、個人の政策への意思を反映できるような仕組みに変えていけます。マニフェストでは「政治資金規正法そ改正し、その3年以内」となっていますが、規正法の改正も含め、政権をとった時から3年以内には、必ず実現してほしいと思います。
参加者からは「個人献金が集まらなかったらどうするのか」との質問が出ました。
私も実は気になっていたことです。神山さんは「政治にはどうしてもお金がかかる」と前置きしたうえで、「それでもこの政策は必要だ」とのお答えをしていました。政治にお金がかかる現状を変えていくためにも、自らのリスクを引き受けても、まずは企業献金の廃止をぜひ実現させてほしいと思います。
②職業の違いや男女の性別役割分業を前提とした税負担や社会保障の
あり方を見直し、新たな社会保障制度をつくるための議論や検証を共に行う。
たとえば、医療保険制度なら、大手企業のサラリーマンか、中小企業か、自営業や非正規雇用かで、制度が異なっています。職業の違いで、社会保障の制度に差があることは、多様な生き方の選択を狭め、今の現状に合った制度とは言えません。年金制度や医療保険制度を一元化し、扶養控除を廃止することは、かつての「サラリーマンの夫と専業主婦の妻」を支える制度を改め、多様な生き方を保障する大きな一歩になります。
この政策は、一部の方には負担の増を強いることになります。しかし、税金は無限にあるわけではありません。誰もが安心して暮らせる社会を造るために、払える人は払い、お互いに支えあう社会保障であってほしいと思います。
今回民主党が掲げているマニフェストの中から、特にこの2点については、ぜひ実現に向けて努力をしていただき、必要な議論は深めていく、この相互の確認を契約文書として取り交わすと共に、その他のテーマに関しても、市議会レベルも含めてしっかりと議論をし、連携をしていくことを約束しました。
今回の会では、参加した市民の方からも厳しい質問が出ましたが、神山さんには今回民主党を支援しようという17区の市民の思いをしっかり受け止めて、これからの政治活動に活かしてくれると、期待しています。
お任せ型の政治から、思いのある市民が政治家としっかりと向き合って
政治家をつかっていく政治へと、市民も試される衆議院選挙です。
今日の会は、政治団体として、市民と政治の在り方を提案するために、私たちらしい支持の仕方をさせていただきました。
政治の枠組みが変わることに、多くの国民が期待をしています。政権を取った暁には、その国民の思いを決して裏切らないように、責任ある政治を行ってほしいと思います。