梅と愛犬家

 今日は午前中は下曽我の梅祭りへ行ってきました。

下曽我駅の近くの古い民家を開放して、カフェをやっているところへ遊びに行きました。そこは、NPOで活動をしている「鋳物研究所」の工房もあります。

鋳物は小田原の伝統工芸でもあります。鋳物で出来た小田原風鈴の音色に、訪ずれたお客さんも楽しんでいたようでした。

暖かな日差しの中で、おいしいお抹茶をいただきながら、ノンビリとした時間を過ごしました。お庭に咲く枝垂れ梅が見事。

午後は、小田原城址公園へ。
犬の糞の問題を市民で解決していこうと活動を始めた「城址公園愛犬家の会」の皆さんが、クリーン大作戦を行いました。私も立ち上げ当初からお手伝いをさせていただいています。

前の日に代表の高瀬さんがタウンニュースに掲載されたこともあってか、50人近くの方が集まってくださいました。皆さんに黄色いバンダナをつけていただいて、ワンちゃんのお散歩をしながらゴミ拾いをしました。愛犬家の方達も頑張っているんだなと市民の皆さんによい形でアピールが出来たと思います。
マナー違反をしている方も「気をつけなくっちゃな」と思ってくださることでしょう!

私も最近犬を飼いはじめて(その顛末は夫のブログをご覧ください)、ペットと人間との共生について、色々と考えています。生き物を飼うということは、命を預かることですし、一度飼われた生き物は、野生に戻ることはめったに出来ません。特に犬や猫は、そもそもが野生の生き物ではないので、人との暮らしの中でのルールやマナーは必要です。それが守られないことは、結局はペットを不幸にします。最近はペットに対する虐待も増えているとか。私が最近聞いたのは、飼いきれないから何年も浴槽の中に犬を入れっぱなしにしていたという事例。ひどすぎます。

私の家にある子供向けの「飼育図鑑」では、まず最初に「きみはペットを飼えるかな」というコーナーで、「朝は家の人に起こしてもらう」とか「放し飼いにして楽しみたい」など、ペットを飼えるような素質があるかどうかを問うような質問があります。これまで娘もずーっと「犬を飼いたい」と言っていたので、いつもその質問がちゃんとクリアできるか、日頃の生活態度を確認してきました。今はほとんど、娘が世話をしています。

私は、ペットを飼うのはいっそのことライセンス制にしたほうがよいのではないかと思います。「この講習を何時間か受けないと飼えない」とか。

それはともかく、こうして小田原でもペットのことで動き出す市民活動があるのは、画期的だと思います。この活動が大きくな広がり、人間と生き物が共存できるまちづくりを目指して、私もご協力したいなと思います。

次回のクリーン作戦は3月8日午後2時から3時まで。
犬を飼っている方、城址公園近くでない方もぜひご参加ください。