東北関東大震災に、私たちができることを!

金曜日の地震の時、市議会では予算委員会が行われていました。
審議は中断、災害対策本部設置のため、委員会は中止、
市議会も対策本部を設置しました。

今回の災害で、やはり東北地域の大変な状況に
目が離せませんでした。
今回はネットが大活躍し、テレビがない我が家も、パソコンにかじりつきながら、
被災地の状況を確認しました。

特に、福島原発の事故は、現在もかなり深刻な状況。
これまで、「原発は安全だ」という大前提のものとに行われてきた原子力政策を
根底から覆すような出来事を、全国民が目の当たりにしたことだと思います。

今後放射能汚染がどこまで拡大するのかが気になるところですが、とにかく、
現地の方は、まだ500人ほど指定の20キロ区域から避難できていないということです。
一刻も早く、避難出来ることを祈るばかりです。

さて、本日は予算委員会が再開され、教育費などの審議がありました。
委員会前に副市長から今回の地震についての報告がありました。

まあ、そりゃあ、小田原市の状況だって、これまで経験したことないような地震だから、
大変だったけれども、被災地の状況からすれば、小田原市は
支援をするべき側だろうと思うのです。
その上、原発事故について、どういう対応をするのかも気になるところでしたが、
そういった類のことは全く出てきませんでした。
南足柄市では義援金が1400万円あつまり、毛布などの支援物資も市役所に届けられたそうです。

というわけで、とにかく、私たちの地域から出来ることをやっていこう!と
私が代表を務める市民政治グループ@あしがらでは、
二宮尊徳にゆかりのある相馬市への募金活動
原発事故から、あらためて、原発についてを考える学習会を開くことにしました。

募金の方は本日口座の開設の手続きをしましたが、開設通知が届くのが一週間後ということで、
それからの活動になります。
名付けて、「相馬あしがら尊徳募金」です。

ぜひ、多くの方の賛同とご協力をお願いします。
@あしがらで責任を持って、しかるべき形で相馬市へ送ります。

原発については、これから農産物や魚介類、土壌への放射能汚染なども問題になってくるでしょう。
また、この地も、放射能に全く影響がないとも限りません。
さらに、小田原は近くに浜岡原発もあります。
地震が多いこの国で、原発に頼る国のエネルギー政策そのものを考えるときが来たのだと思います。

@あしがらでは、昨年「ミツバチの羽音と地球の回転」という原発建設に揺れる山口県祝島と
自然エネルギーにシフトしたスエーデンの取り組みを描いた映画の上映会をしました。
今回の件で、世界中で、改めて原発の安全性について、疑問の声が上がっているようです。

それから、今朝友人が素敵なページを紹介してくれました。
日本の未来は、きっと明るいと勇気づけられます。
是非ご覧ください。http://prayforjapan.jp/tweet.html
ツイッター上では様々な情報がリアルタイムで読めます。
私も微力ながら、私が知りえた情報を発信しています。