卒園、おめでとう。

 下の息子が、保育園を卒園しました。2年間、本当にお世話になりました。
この間私は、市議へのチャレンジを決め、そして市議会議員となり、あらしのような日々、息子を振り回しつつつ駆け回っていました。そしてその息子をしっかりと受け止めてくださっていたのが園の先生方でした。

 式は、子どもと親が対面して座り、卒園証書をもらう子どもを親が迎えて、一言ずつ声を掛け合うという、かわいらしくて愛らしい卒園式でした。小さな檀上は園長先生をはじめとする6人の来賓のでいっぱいになっていました。

園長先生はやさしい声で、「これからも家庭が子どもたちの安全基地になること祈っています。」とおしゃいました。いつも働く母親の味方でいてくれる素敵な先生です。ほかの先生方も、皆さん本当にいい方ばかりでした。

 別に特別な教育はいらない。とにかく楽しく、笑っていられる、平和な我が家であったなら、それだけで十分だと私も思います。

保育園は働くお母さんたちが行くところなので、たくさんの困難なことがきっとあったことでしょう。どの方も、始めて子どもを預けるときに、身を切られるような思いをしたに違いありません。

うちの子どもは1歳から託児所に預けました。学習塾をやっているため、夜どうしても預けなければならなかったのです。

働く母親が増えて、保育園はどこもいっぱいです。待機児童は10月ごろには100人近くにもなります。
子どもが安心して過ごせる場所、親が安心して預けられる場所。そして子を持つ母親が安心して働ける場所。
それがちゃんとあったなら、家でも笑顔で、いられるのじゃないかな。
約束事なんかより、ずっと意味があるのではと思います。

園長先生、先生方、一緒に過ごしたお友達と支え合ったお母さんたち。
本当にありがとうございました。