どんと焼きの日に
今日は朝から、地域の道祖神祭に家族全員で参加した。狭い路地を山車を引っ張ってすすむ。上の娘がこの日のために太鼓の練習をしていたので、親も張り切っていたけれど、とにかく寒かった!東氏子の山車には、鴨宮の偉大な芸術家でもあり、現市会議員横田八郎氏のお父様でもある横田七郎氏作の虎の木彫が施してある立派なものだ。横田氏も見に来ていた。下の子どもを抱いてうろうろしていると声をかけてくださった。
午後からは自宅近くのいなりもりパークでのおんべ焼きに参加。初めて見たのですごいなーと感心していたら、パークが広かった時はもっと大きかったけれど、狭くなったのでこの大きさだと説明してくれました。こんなところにもパーク縮小の影響が!
でも、火が着くとあっという間に燃え上って、迫力アリ!さっきまで寒い中を歩いていた冷えた身体が火にあぶられて、あったかーい!昨今なかなか焚き火ができないけれど、やっぱり火って楽しい。
このおんべは今朝大急ぎで作ったそうで、なぜなら放火されてしまうからだという。以前は前日に大掛かりに作っておいても大丈夫だったそうですが、困った世の中になったものだなーとおもいます。そういうことで、お楽しみがどんどんなくなってく。
ただ、地域の方がいうには、昔は大きなおんべのなかに穴を作って子どもたちでそこに入って一晩見張りをしていたんだそうです。「最近は、子どもにそんなことさせる親がいないからねー。子どもの楽しみだったんだけどね」という話もきけました。寒い夜に、子どもたちがひっつきあってあったまりながら夜を過ごすなんて、今は絶対できないこと。そんな幸せな時代があったんだなーと思うと、やはり現代っ子はちょっとつまらないよね、と思う。こちらの子供会のお母さんたちの手作りのトン汁とお汁粉をいただいて、ほかほかしながら家に帰りました