ごみ処理広域化、住民説明会始まる。

 ごみ処理広域化の住民説明会に参加してきました。
6月議会では、この住民説明会で使用するパンフレットの疑問点を指摘させていただき、「作り直すべきだ!」と訴えた私ですが、市の答弁では「指摘された点も踏まえて説明会を開きます」とのことでしたので、それを見届けに行ってきました。

会場は市役所の7階でしたが、参加者は思ったより少なかく、やっぱりいつもごみ問題に取り組んでいる方ばかりでした。インターネットや広報おだわらにも掲載されましたが、もっと多くの参加を募る方法を、考えていただきたいものです。

さて、内容的には、私が指摘した部分など、ちっとも踏まえておりません。
市民からの質問にも、納得いく答えがあったとは言い難い。相変わらず、広域化でCO2削減、経費削減をアピールしています。
いったいその根拠はどこに?
なぜ小田原が焼却施設を受け持たなければならないのか?
といったことは、分からずじまいでした。

市は、「やわらかい段階で、市民の皆さんに意見を聞く」と言っていましたが、
質問には答えましたが、意見は聞いていません。意見を聞いて、広域化をやめるという選択はあるのか?それには情報が偏りすぎています。

今後は、9月 5日(土)14:00~15:30 保健センター〈大会議室〉 9月26日(土)14:00~15:30 尊徳記念館〈視聴覚室〉 9月29日(火)19:00~20:30 マロニエ〈集会室202〉でも説明会が行われますので、ぜひ多くの皆さんに足を運んでほしいと思います。

さて、ほかの3町でも説明会が始まります。とりあえず、わかっているところでは、9月17日に夜7時から、箱根町役場で箱根町の説明会があります。
小田原の説明会ではさらっと流されましたが、事業者のゴミの出し方が箱根町が小田原方式に合わせると合意できるのかが、私は大いに疑問です。

今、小田原市では1日10キロ以上焼却ゴミが出る事業者は有料になっています。しかし、箱根町では、何キロ出そうと、無料なのです。箱根といえば、旅館。大きな旅館はとにかく、小さな旅館にとっては、ごみ処理費がかなりの負担になるはずです。箱根町は現在も市民一人あたりのごみ処理経費が小田原の4倍くらいあります。広域化をすることで、この負担は減るのかどうか。

9月議会では、武松議員がこの広域化について質問をします。どんな質問になるのかなー?
今後もこの問題に引き続き注目していきます。