【新党への結集にあたり】

【新党への結集にあたり】
今回、私、衆議院議員佐々木ナオミは、新党「中道改革連合」へ参画することにいたしました。大変重い決断にはなりましたが、自らの議席を、右傾化への歯止め、民主主義の回復の一助として奮闘したい、その思いでの参画です。

昨年10月、公明党は、与党という地位、金権癒着政治には加担しない、という決意のもと、26年続いた自民党との連立を離脱いたしました。自分たちの党利を捨てて、理念を貫こうというその姿勢は、党派を超えて、尊敬に値するものとして、重く受け止めねばなりません。

今回の、右傾化とポピュリズムに対抗する野党の結集軸を作る、という公明党の党の命運をかけた呼びかけに、様々な利害や立場の違いを乗り越えて、私たち立憲民主党が応えたのは、同じ問題意識を持つからに他なりません。

昨年亡くなった、兵庫県議だった竹内さんは、ネットデマによる誹謗中傷によって自殺に追い込まれました。1月18日は、彼の命日です。

死後も遺族への中傷は続き、世論はゆがんだ認識のままです。
立場の違う相手に、建設的な批判をするのではなく、ネット空間を大量のデマ動画と、身元を隠した中傷コメントで覆いつくし、丁寧な言論が届かず、世論が凶器になっていく様に、まっとうな政治を求める多くの人々が恐怖を抱き、正義の言葉を飲み込まされる理不尽な苦しさを感じたことだと思います。

デマの氾濫は、昨年の参議院選挙では、ありもしない「外国人優遇政治」を吹聴するデマが飛び交いました。
そうした排外主義を煽って支持を得る政治は、ついに首相の不用意な答弁で、隣国との大きな対立をも生むこととなりました。

国を誤る右傾化の流れを、なんとしても止めなければならない今、公党として、また一人一人の政治家として、有権者から預かっている議席、皆さんの声に、どう応えていくのかが問われています。

もちろん、二つの政党が新党に合流するにあたっては、課題は多く存在します。
立憲民主党として支持を頂いてきた私として、支援者の皆さんに特に説明責任を負うのは、原発と安保法制への姿勢だと考えます。

公明党は従来より「可能な限り原発依存度を低減し、将来的に原発に依存しない社会を目指す」と主張されています。
東日本大震災の福島第一原発における悲惨極まりない事故の教訓をきちんと受け止め、再生可能エネルギーを活用し、将来における脱原発社会の実現という点で折り合うことは可能だと考えます。

安保法制については、台湾有事に参戦できるという高市答弁が出てしまった以上、当然今後の国会での議論が必要になります。
平和の党を掲げる公明党の議員の皆さんとは、集団的自衛権の行使をめぐり真摯に話し合い、軍事力の行使を抑制するという点で一致できると確信しています。

最後に、中道主義、という言葉。
これは多義的な言葉です。
「中道とは、一人の人間に着目して、その人の生活、また幸せより、他に大切なもの、国であるとか、ナントカ主義、そういうものは存在しない。一人の暮らしを向上させていくために、いろいろな方の合意形成を図っていくこと。対立と分断をエネルギーにするのではなく、異なる意見を包摂した合意形成」(1/15「DailyNewsSession斉藤代表インタビュー」より)とのこと。

私はこれを、人権と福祉と平和を、国家の目的に据えた、現日本国憲法の理念そのものと受け止めます。

この『中道』のもと一緒に戦う、そう決断しました。

今まで、私を支援してくださった様々な立場の方々にも、当然、いろいろなご批判やご不安はあると思いますが、日本の政治が今直面している課題のために、私自身も政治家として大きな山を乗り越える決断になります。
この国の平和と人権、民主主義が破壊されるか否かの分岐点。この難局をなんとしても乗り越えて、分断と差別がこの国を覆い尽くす前に、人に寄り添うあたたかい政治を作り出していきたい。

どうぞご理解をいただき、今回の私の決断へのさらなる応援をよろしくお願いいたします。

#佐々木ナオミ #神奈川17区 #中道改革連合 #立憲民主党