青木議員追悼
本日の臨時議会では4月に亡くなられた青木議員の追悼が開会直後に行われました。傍聴席の最前列には、青木議員のご家族の方が座られ、生前同じ会派で社民党の谷神議員が追悼の言葉を述べられました。
議員になってすぐのころ、右も左も分からない私に、青木議員はいつも温かく声をかけてくださって、「新人なんだから、どんどん好きなことやりなよ!」と励ましてくださいました。初めてお会いした時は、「ちょっと怖そうな方だな」と思いましたが、目が合うと、いたずらっぽく笑って冗談を言って下さって、私の緊張をいつもほぐしてくださるのでした。
一般質問でも教育のことなど丁寧に取り組んでいらして、質問の進め方などたくさん学ばせていただきました。
最後にお会いしたのは3月議会でしたが、とても顔色がお悪くて、でも私を見るなり、「よっ!元気?がんばってる?」と声をかけてくれました。初めての予算委員でちょっと疲れていた時だったので、気にかけてくださったんでしょう。
お葬式にも参列させていただきましたが、ご家族はもちろんのこと、その優しいお人柄ゆえにたくさんの方に愛されていることがうかがえました。
多くの人との出会いと、それからやってくる別れ。
この数カ月、何人か親しい人との別れがあり、遠く離れていくだけでもさみしくて、近くにいたときには思わなかったような愛おしさを改めて感じる機会がありました。そうした中で、死という、永遠の別れは、やはり辛い。
青木議員とは議会の中だけでのお付き合いでしたが、それでも、何気ない言葉のやり取りがたくさん思い出されました。
たくさんの学びを本当にありがとうございます。
願わくば、これからもっと青木議員からたくさんのことを学ばせていただきたかったです。未熟者の私を、いたずらっぽく「しっかりやれよ!」と励ます天国からの声が聞こえてきそうです。
心から、ご冥福をお祈りします。