3月議会で、地下街の計画が承認されました!

25年度予算を審議する3月議会が終わりました。
今回の大きな争点であった地下街再生計画の実施計画に伴う予算約7千万円に関して削除する修正案がでました。
わたしも修正案に賛成しました。

平成21年に出された小田原城小田原駅周辺まちづくり検討委員会では、たしかに「小田原らしさにこだわった商業機能」となっていますが、運営・事業主体に求められているのは「ディベロッパーとしての実務能力が高いこと」や、「資本力があり施設運営にたけたディベロッパーに任せる方法もあるが、その場合には開発条件をしっかりしないといけない」
「商業者を中心としたまちづくり会社も期待できるが、資金面が心配」などの言葉が並び、小田原市が運営主体となり資金はすべて公金で、という想定にはなっていません。
これまで加藤市長は「検討委員の結論を尊重して」と言っていますが、もしそうであるなら、前提が変わり、小田原市が事業主体となった時点で、改めて検討しなおすべきです。

「将来的には公設民営(つまり、小田原市は大家に徹し、何処かに借りてもらって運営するが)も視野にいれる」ということも予算審議で出てきましたが、現状でそれができないとJRに断られているから、小田原市が運営主体にならざるをえない状況なのです。なのに、市が借金をし、国の補助金も引き出して工面した25億をかければその可能性があるというのは納得できるものではありません。JRに断られた時点で他のディベロッパーを探すか、誰も手をあげないなら市が公共施設として使うしかないと思います。

そのほか、議会では現計画の問題点がさまざまなに取り上げられました。
収支計画では、約3600万ほどの売り上げを見込んでいるが、根拠となる流動調査で言われているように、今よりも通行する人が爆発的に増え、そのうちの8割が地下道を通る、というのはどこにその保証があるのか?
商業施設部分では約3600万円の純利益に対し、約9千万円の維持管理費がかかる。実質赤字ではないのか?
湘南SBが委託した浜銀総研の調査は、第3者の検証といえるのか?
ベルジュが3月で終了するが、ベルジュとの連携は取れているのか?
ナショナルチェーンをいれてしまうと、どこにでもある街と変わらず小田原らしさが失われてしまう。
小田原市が商業ベースの事業を行うべきではない、など、様々な意見が出ました。

こうしたさまざまな課題に、市はきちんとは応えられていません。3月議会に結論を出すには不安要素が多すぎます。

3月中旬に行われた市民説明会でも、賛否両論、さまざまに意見が出ましたが、反対意見に対する対応も不十分なままです。
あくまで、地下街は小田原市民の財産ですし、多大な税金を使っての事業ですから、市民を置き去りにして進めることはできないはずです。
市民の議論は始まったばかり。市民力を標榜する加藤市長には、ここでいったん立ち止って、市民の議論に丁寧に耳を傾けて欲しいと意見を述べました。

採決の結果、10人の議員が修正案に賛成しましたが、賛成少数で現状の計画で進むことが決まりました。

小田原地下街再生事業実施計画(案)― 小田原市HPへリンクします
 
 



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