新年のご挨拶

あけましておめでとうございます!
昨年は選挙イヤーということもあり、ドタバタと息切れしそうな新年でしたが、今年は少しのんびりです。

今年は、市政では市長選挙、国政では参議員選挙(もしかして、衆参同時とのウワサもあり!)と、慌ただしいく、この国、まちの将来にとって大きな分岐点となる年となりそうです。

市長選挙の方は、今のところ対抗馬の声は聞こえてきませんが、懸案事業が目白押しの中、無投票は避けたいところ。特に、新市民ホール(芸文センター)の今後の行方は、混乱を極めています。市長が進める事業提案型か?はたまたこれまで検討に加わってきた市民の方たちが訴える新居設計分割工事案(小ホールを分けて、大ホールだけ先に建てるというもの)が?それとも、とりあえず立ち止まって原っぱがいい!派か?
十分な議論なくして、事業提案にひた走る市長の姿勢には疑問符がつきます。
小田原の長期的な財政と、今、本当に必要なものはなにか、その議論を深め、誰が市長であっても、小田原の将来に禍根を残さないような選択になるよう、様々な取り組みをしていきたいです。
国政のほうは、ここへきて軽減税率やら、低年金者への給付金やら、選挙を意識したバラマキに余念がない政権与党ですが、目的のよく分からない無駄遣いも大量発生しています。東京五輪の想定より6倍の運営費問題やら、2700億円を投じてスタートさせたマイナンバーに関わる早速の詐欺事件の発生など、とても採算がとれないような事業に巨費な税金が投じられています。アベノミクスだと言いながら、子どもの貧困の深刻さが顕在化し、紙幣を印刷するばかりの経済政策の化けの皮もそろそろ剥がれてきそうです。株価が上がり、大企業の収益は改善されても、国民の暮らしが良くなったという話は全く聞かれず、いくらマスコミが好景気を触れ回っても、国民はそうそう騙され続けるわけではないはずです。
そしてやはり、憲法改正問題。
国際情勢はテロの恐怖とその報復による空爆がくりかえされ、すでに第三次世界大戦に入りつつあると言ってる識者もいます。その流れに乗っかるかのように、特定秘密保護法、安保法制と、この国の平和憲法を骨抜きにしてちゃっかりと戦争できる国へとシフトさせた安倍政権。憲法改正で仕上げとばかりに、意気込んでいます。

8月に小田原市議の有志でお呼びした小林節さんは「とにかく野党連合だ!」とおっしゃいました。安倍政権の立憲主義をないがしろにしたやり方に対抗して、私たちにできることは、選挙で結果を出すことです。今度の国政選挙は、この国の将来にとっての正念場。小林先生の言葉を形にできるように、力を尽くしたいと思います。