新しい市民ホール(芸術文化創造センター) 変更の報告がありました!

昨日の厚生文教常任委員会の傍聴しました。
委員会では、新しい市民ホール(芸術文化創造センター)の報告がありました。
基本設計が終わった時点から、様々な問題点が市民から指摘され、それに応える形での変更が示されました。

<課題1 > 4m(そのうち1mは歩道として整備。ボールで仕切りをつける)の生活道路について
近隣住民から安全性が問題視されたこの道路は、ホール敷地内に1.4mの歩道を整備する。
生活道路は一方通行で車道の侵入を抑制する対策をとる。そのため、建設敷地はさらに小さくなり、施設全体が縮小される。
大ホール客席25席減少
小ホール 客席数20席減少
ギャラリー15㎡減少
この点は「大幅な変更」という認識ではないとのこと。

<課題2>お濠端通りに面した車寄せの問題
車寄せをさらに深くし、大型バスが来ても、お濠端通りにはみ出さないようにした。

<課題3>エレベーターが2階までしかない。
4階まで整備する。

<課題4>整備予定地にある松と桜の伐採問題
設計者が樹木を残す場合と残さない場合の実施設計を行う。(今回は残す形で示している)


委員会では厳しい意見が様々に出ました。
これだけ大掛かりな変更で、設計者から委託料の追加を請求されないのか?されないとしたら、あまりにも設計者の負担が大きいのではないか。
今回の変更は、本来「基本設計」の中で行われるべきことであった。「実施設計」で行うのはおかしい。
生活道路が実質1.4m広げるのであれば、一方通行ではなく、普通の6mの道路として整備すべきではないのか。そもそも、行政として開発の場面では6mと指導しているのに、自分たちは4mの道路を整備するのがおかしいのではないか?

いまだに廃止されていない市道2197が実際に廃止されるときに、一体どういう議論が起きるのか。このまますんなり廃止できるとは考えにくいです。
近隣の方はもとより、多くの市民とって関係のある市道です。「市民には納得していただけた」と市側は説明していますが、これまでの説明会をみると果たしてそう言えるのか疑問です。

新しい市民ホール(芸術文化創造センター) 変更の報告がありました!”へ1件のコメント

  1. 松本茂 より:

    小田原市は、市道2197を廃止することを市民に周知していますか?調査してもらいましょう。市道の廃止を簡単に考えてもらっては困ります。

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