成績表記入ミスは497名分!

 10月半ばに新聞にも載った、小田原市の成績の記入ミス。
昨年保護者が新聞に情報提供し、今年もまた間違いがあったのではないかとの問い合わせに、
2校でミスがあったとのことで、新聞に発表されました。
その後、全市に調査をかけたところ、出るわ出るわ!なんとのべ30校分497名!

先日の厚生文教委員会でも最初の報告がありましたが、昨日は最終結果を受け、
市議会への説明がありました。

 ミスのなかには評定や出欠席の誤りもあり、入試に関わる学年にとっては重大問題です。
 よく分からないのは、記載誤りがあっても教育委員会に報告していない学校が
あったこと、現在は絶対評価なので評定を出すのが煩雑なので、パソコンを使って
評定を出すのですが、そのソフトは学校のパソコンが得意な先生が作っていること
そして、なんで昨年記載誤りがあったときに全校に再チェックの指示を出し、
確認のシステムを構築しなかったのか、ということです。

小田原市の最近の不祥事も、結局事務作業が適当で、チェック機能が働いていない
ことが大きな原因になっています。またしても!という感はぬぐえません。
現場と言うより、そもそも教育委員会内に、危機感がないのが問題です。

さらにいえば、議会にも黙っていたわけで、先に報道にすっぱ抜かれるという お粗末さ。

中学3年生にとっては今志望校を決めている時期です。今回の事件を機に、高校入試に
関係する成績を再確認したいという保護者の方もいるのではないでしょうか?

今回の事件を機に、チェック体制を強化するとのことですが、そんなことが可能なのかも
疑問です。
先生方の事務量の調査をし、必要あれば、新しい対策をとるべきです。

私としては、学校の事務員を増やし、1学年に一人事務員を配置したらどうかと思います。
先生達には、事務に追われるよりも、子ども達としっかり関わってほしいです。

成績表記入ミスは497名分!”へ2件のコメント

  1. M.KUMAMOTO より:

    ツイッターをフォローさせていただいておりますが、お忙しいのでしょうか?寂しいです。こんな問題だらけの世の中、議員さんのお考えを知りたいし、市政に反映させてください。片浦で基準超えの放射能値が出たようですが、他は大丈夫なのでしょうか?   農の会の笹村さんも市には怒りまくっておられましたが、ヒルトンにお金を出したり、地下街に投資を考えたり、ほんとに何をやっているのでしょうか!ヒルトンに施設を売却なんて、とても小田原市が歯がたつようなところではありません。ヒルトンなんて名のりながら、ヒルトン使用は本部の監査の時だけ、監査の時は入れ替えたり、増やしたりでどれだけ従業員がたいへんか、不衛生なことも平気でやってます。
    ヒルトンになってからい委託の清掃会社を8社も変ったなんて酷過ぎます。その度に履歴書書いて、面接して、昼食も取れない違法労働、ゲストが”いじめがひどいのだろうな”というくらいの人の変わりようです。スタッフというヒルトン社員だけが、殿様のような特別待遇で、利用する部屋の清掃はたいへんな気を使いました。
    市長など視察に見えてかんたんに騙されておられました。ブログをみて腹がたちました。

  2. 佐々木ナオミ より:

    M.KUMAMOTOさま
    コメントありがとうございます。
    最近はツイッターをサボって、facebookに書き込んでいます。すみません。
    放射能については市にはもう少し対策をして欲しいと思っています。今、「放射能と未来の会」という会を立ち上げ、活動をしています。
    また、ヒルトンについて、労働状態の悪さに驚きました。今回の売却で小田原ヒルトンはヒルトンインターナショナルの完全子会社となるのでそのあたりは改善されるのかもしれませんが、
    私としては売却にいたる手続きなどに疑問があります。12月議会での議論で、賛否を考えたいと思っています。貴重な情報ありがとうございました。

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